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ガラスマニアが語る「通なガラス」の楽しみ方

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ガラスを見る上で大切なのは、そのガラスの特性を踏まえて、その特性そのものを楽しむという方法です。ガラスマニアから言わせてもらうと、身近にあるガラスはもちろんのこと、ちょっと特殊なガラスまで多種多様な楽しみ方が存在しています。それでは、ガラスマニア的視点の「通なガラス」の楽しみ方を伝授いたしましょう。

身近なガラスの楽しみ方としては、そのガラスの近くに寄ってみて、そのガラスの繊維を見ようとするとかなり楽しくなります。単純な透明なガラスであれば、どれだけそのガラスの透明度があるのかがとても面白く感じますし、スリガラスであればそのスリガラスのきめ細やかさがどれくらいのものなのか、曇り具合はどうなのかという部分、モザイク状の模様がついているガラスならばその模様の細部のフラクタル構造をじっくり観察する。こんなことして何が楽しいのかと思われるかもしれませんが、実際にやっていただけると意外と楽しいことがわかりますよ!

そして次に身近ではないガラスの楽しみ方についてです。身近ではないガラスの典型的な例としては、ステンドグラスのようなアート的特性を持つガラスがありますので、まずこのガラスを楽しむために遠出をすることから始めます。ステンドグラスは教会に飾られていることが多いですので、近くの教会を訪ねてそこでその美しさにうっとりするもよし、私のような超マニアになればサグラダファミリアのステンドグラスを見に、スペインにまで海外旅行をするもよし。そのガラスを見ることに労力とお金と時間をかけること、それがガラスマニアとしての楽しみ方の一つであると言えるでしょう。

ガラスをマニアックな視点で見るのは、ちょっとした趣味と捉えることができれば非常に有意義な生き方でもあると思っています。皆さんもマニアと呼ばれるまでは行かずとも、このような楽しみ方を少し参考にして、身の回りのガラスの良さを知って欲しいですね。