ガラステーブルが割れた時って直せるの？

家具の中でも大部分がガラスでできているガラステーブルは、一度割れてしまうと直すことができないのではないかと考えられがちです。確かにガラスは一度破損してしまうと、接着剤などでの補強はできるものの完全にひび割れた部分まで直すことはできませんから、それが直すことはできないという認識が一般的なのも理解できます。ですが、単刀直入にお答えするとガラステーブルは割れた時でも直すことができます。それは修理という形ではなく、ガラステーブルのガラス部分の交換という形でそれが可能であるということです。

ガラステーブルの場合、木や鉄製の脚に大きな板ガラスが取り付けられていることが多いですので、極端に言ってみれば脚の部分とテーブルの部分は別物であると見ることができます。そのため、脚のぶぶんだけを保持しておきながら、ガラスの部分だけを交換することができれば、そのガラステーブルを直せたことになるのです。ですので、一般的にガラステーブルを直す時にはテーブル部分のガラスのみを交換する形で対応することが多くなります。

ただ、ガラステーブルを直す際に気をつけなければならないことは、割れてしまったガラスが少し特殊なもの、例えば模様や磨りなどが入っているものの場合、新しく交換するガラス板では１００パーセント完璧に再現して直すことはできないケースがあります。単純なガラステーブルならば専門業者の手で完全に修復することは可能ですが、ガラス板自体が特殊なものの場合は再現の面である程度の妥協をしなければなりませんのでその点について念頭に置くようにしておきましょう。

家具全般は使用するだけ愛着が湧きますので、壊れてしまってもできるだけ長く使用したいと思うもの。ガラステーブルもそんな愛着の湧く家具の一つなはずです。そのガラステーブルも、専門業者にかかれば直せますので、もし破損するようなことがあれば修理を依頼してみてはいかがでしょうか。